凹み気味なテンチョをよそに、
ボスはいつも先の予定を入れるようにしてくれていた。
旅行やマラソン大会も。
「子供ができたらキャンセルになっちゃうよ、
ドタキャンじゃお金も戻らないよ」と言っても。
今思えば、そういうことをチャレンジしている時間も
普通に楽しく過ごしたいって思ってくれていたんだと思う。
なーんにも予定も入れなくって
毎月の結果だけを楽しみに、
そして結果もでなくてブルーに家でひたすら過ごしているよりも、
もっと前向きに楽しく、少し気楽に、と。
そうしているうちに
もし今後夫婦2人で暮らしていくとしても、
どうにか楽しくいけそうだと思えて来るから不思議。
病気もそうだったけど、
不妊治療の経験も人間を一回り大きくしてくれるのかな。
不妊治療のこと。その3
コメントを残す