子育てしててこんなことあったよ。その1

テンチョとボスの息子、クンちゃんは2歳半になりました。ついついよく言ってしまうけど、子供の成長は本当に早いですね!ここまで本当にあっという間!

少し前にクンちゃんが通っている保育園で、お友達や先生を噛んだり引っ掻いたりしてしまう子が多いので保護者と先生の集まりがありました。
(噛んだりするのは自我が芽生える2歳くらいに多くありまた落ち着いていくそうですが)

平日の10時からだったので保護者の参加者は少なかったのですが、熱心なご家庭はご両親共に参加されていたり、お母さんが来れないご家庭はおじいちゃんとおばあちゃんが来ていたりしました。

みんなで円になって座布団に座り、担当の先生はまず保育園の方針が「やられた子」に重点を置いて保護していたことを話してくれました。
やられてしまった子に「痛かったね〜」というあれです。
噛んだり、引っ掻いたりした子に「やってはいけないこと」というのを伝えるのはもちろんですが、「なんで噛んでしまったのか」子供同士なら「2人にどんなやりとりがあって噛んでしまったのか」など「噛んでしまった子」に気が回らなかったとのことを伝えてくれました。

そんな話を聞いている途中でテンチョは不覚にも泣いてしまいました。。。
テンチョは今まで全く人前で泣くタイプではなかったのですが、子供が生まれると涙腺が緩んだ感じはあります〜。それと自分のことじゃなくて子供のことだと何故かウルウルしてしまう〜。

なんで泣いてしまったのかというと、クンちゃんは「噛んでしまう子」だったからです。
初めて保育園の先生にズバリと言われた時は、正直ショックでした。。。
いや、少し前は毎日テンチョは噛まれていたから薄々は感じていたんですが、「クンちゃん噛んでますよ!」と言われた時はなんだか「この子そういうこと今はしてしまうけど、本当はいい子なんです」とクンちゃんを擁護するようなことを言いたくなってしまうテンチョがいました。
(実際は言いませんよw)

その後も仲の良い女の子のことを噛んでしまったりして、色々と内情を知っていくと、お友達やその親御さんに申し訳なくて、(もちろん分かっている範囲で謝りました。)
毎日、今日は噛んでないかな、どうかな、って心配も募ってテンチョの気持ちも段々と悲しくなって。。。

どうやったらクンちゃんが噛まなくなるか解決策が見出せなかったそんな時に、今回の集まりがありました。先生方は日々子供達に向き合って、一生懸命もめた2人の間に入って頑張って止めてくださってるのに、それでも噛んだ方の子の気持ちも汲んでくれると言ってくれている。

なんて有難いんだろうという気持ちと噛んでしまってる子に申し訳ない気持ちが溢れてしまったんです。
そしたらお隣のお母さんももらい泣きしちゃって。
みんなそれぞれの感情があるんだなぁって思いました。

その後は、親御さんから本当に立派な素敵な意見が出たのでテンチョは泣いただけで大した意見が言えなかった自分が情けなくも思いましたが、ま、これが今のテンチョなんだなって思うことにしました。立派な意見は言えないけど、ちゃんと今のクンちゃんと向き合って話をしていこうと思います。

最近では、徐々に噛んだり引っ掻いたりは減ってきているクンちゃんです。
今後どうなっていくのかなぁ。まだまだ先には山あり谷ありな気がします。
テンチョもまだまだ新米お母さん。
でも1つ1つがんばって一緒に乗り越えていけたらと思ってます〜。

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